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Webエンジニアが4Kディスプレイを1年半使ってみた感想

2017年09月07日 | タグ: 感想

過去に4KテレビをPCディスプレイ目的で購入した記事を書きましたが、あれから早くも1年半も経過しました。その次に書いたSurface Bookで4Kを出力する記事は、嬉しいことに今でもちょくちょく検索にヒットするようでアクセスがあります。ということで、今更ですが43インチの4Kディスプレイ(REGZA 43G20X)を使ってみた感想を書いてみます。

まず使い方としてはSurface Bookのメインディスプレイとして利用しています。本体のディスプレイとの大きさが違いすぎるので、本体の方では出力していません。それでも十分作業スペースは確保できます。画面表示の倍率は125%で使っています、100%はちょっと文字が小さすぎましたね。決して読めないぐらい小さいわけではないのですが、使ってて辛くなったので125%にしました。

良かった点としては、やはりとにかく作業スペースが広い。全て横並びに置くというのはさすがに厳しいですが、一部重ねるぐらいならばIDEとブラウザとコンソールを配置しても余裕があります。そして1枚のディスプレイで表示しているわけだから、色味の違いで違和感を覚えたりすることが無いというのも利点でしょうか。

PCと繋げるコネクタも1本で済みます、ノートPCの場合は持ち運ぶ度に抜き差しが必要となるのでこういうのも便利と感じます。Surface Bookの場合はドックを買えば良いんですけど、あれだけで2万円かかりますからね…。

さて、ここから微妙な点を書いていきます(苦笑)。まずディスプレイが大きいことは良いんですが、横だけじゃなくて縦にも大きいというのは考えものでした。視線を上に向けるのって面倒です、目が疲れます。となると必然的に画面の下の方にあれやこれや物が集中することになり、あまりフルに活用できていないように感じます。

それからディスプレイのサイズについてですが、先に書いたとおり43インチでも4Kを100%で表示するのはきついなと感じました。これが49インチとか55インチとか更に大きなディスプレイなら可能なのかもしれませんが、そうなると更に横にも縦にも大きくなるので、それがPCディスプレイとして実用的なのかどうかについてはよく分かりません。

余談ですが、32インチでの4Kディスプレイとかありますが、あれは150%や200%で表示しないと使えないんじゃないですかね? そうなると、4Kである意味というのをどう見い出せば良いのか、使ったことがないのもありますが分かりません。特にWindowsの場合、アプリケーションによっては倍率にちゃんと対応できてないものがあったりするので(古くからあるフリーソフトとか)、表示が大変かと思います。

感想としてはこんな感じでしょうかね。個人的には、エンジニアがディスプレイとして使うのに一番適しているのは27,8インチぐらいのWQHDじゃないかなと思っています。それを出来れば2枚並べて、あるいはノートPCの場合は本体のディスプレイと合わせて使うとか。43インチ4Kはテレビとしては文句ないんですけどね、ゲームも快適です。